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プロフェッショナルに聞く!
外構工事のポイント②

フェンス工事

お庭にフェンスを設置しようと検討しているあなたは、どれだけ知識を持っているのでしょうか

このページでは、どのような工法でどれくらいの金額が必要なのか、さらには悪徳業者はどのような施工をするのか解説します。

もし、何も知らずに安さだけを売りにした粗悪なエクステリア業者に依頼してしまうと、強度がなく脆いもの、さらに言うと仕上がりの悪いフェンス設置工事を提供されてしまいます。通常よりも安い分、作業工程を減らしているからです。

逆に、ハウスメーカーや工務店、ホームセンターなどの「自社で施工せずにマージンを搾取して下請けに流す会社」の場合、適正価格よりも2~3割程度の割増し料金を取られてしまいます。

このようなリスクを防ぐためにも、あなた自身が知識を身につけて、優良業者を見つけ出すことが必要不可欠です。

そこで、このページでは、お庭にフェンスを設置する工事に関する費用や正しい施工方法を解説していきます。

フェンスを設置する意味を考える

自宅のお庭にフェンスを設置することでどのようなメリットが期待できるのでしょうか。ここではその意味を考えていきます。

単純に言えば「おしゃれにしたい」「目隠しをしたい」「人が入ってこないようにしたい」などが挙げられると思います。

フェンスのないお庭とフェンスのあるお庭を想像していただけば、違いは明らかですね。フェンスがなければお庭、そしてお家が丸見えです。また敷地の境界線を明示する意味もあります。境界線が明示されていなければ、知らず他人があなたの敷地に立ち入っていたり、また妨げるものがなければ他人があなたのお家の敷地内に勝手に入ってくることだって考えられるでしょう。フェンスは防犯の意味で日々の暮らしを守ってくれます

また、あなたのお家と隣地に段差がある場合、フェンスを設置することで幼児や高齢者等の転落を防止することもできます。そして防風、防塵の効果も期待できるので、強風時に物の飛散を防いでくれます。フェンスは日々の安全を向上させるのに効果があるのです。

また、最近では様々なデザインのフェンスがあります。建物との調和を図ったフェンスを設置することで、あなたのお庭の見栄えはとても素敵なものになるでしょう。フェンスを設置することで、安心な住まいとおしゃれなお庭、両方を同時に実現できるのです。

このようなことから、フェンスを設置することで様々なメリットが生まれることはご理解いただけたはずです。

フェンス

フェンスの基礎はどのように設置するの?

フェンスの基礎は大きく3つの分類に分けられます。

  • 1、独立基礎(DIY向け)
  • 2、ブロック基礎(中級者向け)
  • 3、コンクリート基礎(業者向け)

これらは1→3の順に、難易度が上がるほど強度が高くなっていきます。

簡易的なフェンスや、風の影響を受けにくいメッシュフェンスであれば独立基礎を用いてもよいですが、道路に面してるなど倒れてはいけない場所や、風圧を大きく受ける目隠しフェンスなどの施工にはブロック基礎コンクリート基礎を使用したほうが安全です。

最もよく使われる基礎はブロック基礎です。独立基礎に比べると費用は高くついてしまいますが比較的安価で強度は高く、様々なデザインの製品があり審美性に優れています。高さのある目隠しフェンスの基礎や、土留めと兼用する際にはコンクリート基礎がよく使われます。高強度の壁になるため費用は高額になりますが、基礎としての強度は最も強いです。

フェンス設置の施工のながれ

フェンスの形状によって基礎の大きさを変える必要があります。風圧の影響を受けやすい目隠しフェンスの場合、倒れることのないようにより頑丈な基礎が必要となります。構造計算(こうぞうけいさん:建築構造物・土木構造物などが、固定荷重・積載荷重・積雪荷重・風荷重・地震荷重などに対して、構造物がどのように変形し、構造物にどのような応力が発生するのかを計算することである。)をしてコンクリートを打設して作成すればとても丈夫な基礎を作成することができます。ただし一般的にはフェンス専用のコンクリート製品などを使用します。その場合は、フェンスメーカーによる施工要領書や施工指針などを参考に製品を選択します。また、フェンスは境界ギリギリに設置することが多いです。基礎が境界線をはみ出さないように施工することが大切です。

2、土を採掘し、上記の基礎を設置します。

位置や、高さなどを計算し、ずれないように設置します。丁張り(水盛遣方)と呼ばれる基準線を用いて作業をおこないます。

3、基礎が完成したら支柱と本体を取り付けます。

コンクリート製基礎の穴に、モルタルを詰め、支柱を立てます。モルタルが乾燥し、支柱が完全に固定されたら、パネルを仮固定し、通り・レベルを最終調整します。最後にボルト、ナットを締め上げ、施工上のよごれや支柱周りのモルタルの付着などが残っていないかを確認し完成です。

フェンスの選び方

フェンスは多種多様なものがあり選ぶ際に迷ってしまう方も多いと思います。どのようにフェンスを選ぶのがよいのでしょうか。例えば、人通りの多い道に面している場合、自宅の庭などにフェンスを設置する場合、プライバシーを守りつつ審美性も大切にしたいため、おしゃれな「目隠しフェンス」であることが必要です。反対に、人気のない空き地側、家の裏手など人の目につかない場所に設置する場合は、境界を明示したり他人の侵入を禁止したりするのみであるのでシンプルなデザインで安価な「メッシュフェンス」で十分効果があり、問題ないといえます。

見積もりについて

例えば、実際に作業をする業者の場合は、施工価格そのままでお客様にお見積書を提出します。一方、工務店やハウスメーカーの場合は、中間マージン料を施工業者の見積りに2~3割程度上乗せして工事価格を提示するのです。つまり、できるだけ直施工(ちょくせこう:実際に作業すること)の会社を探し出した方が、金額面では安心であると言えます。またブロック基礎を施工する際の現地条件も確認しておきましょう。見積もりでは安かったのに、実際には追加料金が発生してとても高くついてしまい後悔した…。なんてことがないように、見積もり書は価格だけでなく、細かな要件もしっかり目を通すことが大切です。見積書だけでわからないことは業者側にしっかりと確認をしてから工事をはじめることが大切です

フェンス設置施工で起こりうる追加料金

解体作業

ブロック基礎を設置したい場所にもともと古いブロックなどがあると、それらを解体する必要があります。

残土処分

ブロック基礎を作るためには土を掘り下げて基礎部分を埋める必要があります。その際に不要となった土を外に搬出し処分する作業が必要です。

傾斜地割り増し

傾斜部にブロックを積む場合職人の手によってブロックを斜めに加工する必要があります。これは1段目のブロックのみに発生する費用です。

伐採・伐根

ブロック基礎を設置する場所に植栽や木がある場合に必要な作業です。木を切る作業だけでなく、処分までの費用が発生するので、それなりの金額になってしまうこともあります。

境界測量

境界プレート(きょうかいぷれーと:敷地の境界のポイントを明示するプレート)が紛失してしまっている場合、隣地との境界がどの位置であるのかわかりません。おおむねで作業をしてしまうと隣の敷地にはみ出してしまったり逆にあなたの土地を狭くしてしまう可能性があります。このような時、境界確定測量をする人用があります。費用は30万~50万程度必要となります。

クレーン荷揚げ

現場に車が入れない場合、クレーンを使用して荷揚げする必要があります。その場合に料金が発生することもあります。

まとめ

目的に応じてフェンスを選び、また見積書は細かい内容まで記載されたものをもらうようにしましょう。工事が始まってから問題が発生し追加料金を多分にとられた、なんてことにならないように、しっかりと現地の状態を外構専門業者に伝えたり事前の現地調査を行ってもらったりしてください。しっかりと業者を吟味しなくては、手抜き工事をされ指摘したとしても「お見積書に記載していない」「追加工事になるので料金が発生します」などと言われてしまいます。最悪の場合、壊したり直したりしなくてはならなくなり多大な費用が発生してしまうことも考えられます。おおよその予算取りをして、外構工事の計画が立った際はいくつかの業者にお問い合わせ、見積もりをとり、しっかり内容を吟味しましょう。信頼できる自社施工の外構専門会社を見つけて依頼するのがベストな選択肢といえます。